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統合失調症は治る病気です。


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北京で統合失調症再発!

2014/09/15

2007年3月。

北京で陽性症状が再発した。

あり得ない思考が繋がって、ルームメートが自殺を考えていて、今日自殺しに行った・・・。という妄想。

妄想は経験したことがないと分かり難いかも知れないが、あり得ないことでも、いったん思考が繋がるとそれが現実以上のリアリティを持つ。

 

いくら待ってもルームメートは帰ってこない。

やっぱり自殺しにいったんだ・・・。

泣き叫んだ。

絶望に打ちひしがれ泣き叫んでどれぐらい経っただろう、部屋の鍵を開ける音が聞こえ、ルームメートが何ごともなかったように帰ってきた。

僕はびっくりして!

混乱して!!

「え?!え?!何で?」と叫んでしまった。

妄想の中では確実に彼女はこの世にいないはずだから。

その様子が尋常でないと感じたのだろう、ルームメイトは逃げるように自分の部屋に入っていった。

 

数日しても、僕の陽性症状の興奮は収まらず、大家さんを呼んで会議をすることになった。

結果、僕が出て行くことに決まった。

それもその日の内に。

 

しかし、その数日前、ルームメートが自殺を考えているかもしれないと、親友たちに相談しに行ったら、1人のオランダ人女性が「何かあったら、このシェアルームに来て好いから」と家の鍵を渡されていたので助かった。

タクシーに必要な荷物をすべて積んで、そのシェアルームに向かった。

そこは、オランダ人女性とアメリカ人女性が共同で暮らしている。

 

当日もまだ興奮状態の妄想は続いていて、部屋の扉が閉まると、精神病院の独房だと妄想し「あぁまたこの精神病院からから始まるのか・・・」と妄想が出たり。

それでも、どこか冷静な部分もあったのかもしれない。

今日は早く寝よう、と床についた。

しかし、同じ部屋で眠るはずのアメリカ人女性はいつになっても部屋に入ってこない。

心配して、仕事場を見に行くと、椅子にもたれてぐったりとしている。

「あ、彼女も死んだのか!」という妄想で、勢いよく部屋の扉を開けて、「e-chan!please do'nt kill me again!!」(e-chan, 僕をもう一度殺さないで) という酷い妄想が繋がったワケの分からない言葉を発して、恐怖におののいていた。

その姿を普通の人が見ると、部屋を追い出されたときのように「hoshuおかしくなった。こりゃ精神病院に連れて行かなきゃ!」というレベルの混乱だと思う。

 

したし、そのときの e-chanの言葉で救われた。

「ha? 何なにいってんの?早く寝なよ。」

あっけらかんとしている。

僕が混乱した姿を見てe-chanも混乱すると思っていたから、「あれ?」と一瞬で正気を取り戻した。

 

統合失調症を看護する人が楽観的に構えると良い

このときに多くのことを学んだ。

もしe-chanが「この人精神的に病んでる!一緒にいるの怖い!!」というような感情で接していたとしたら、その恐怖の感情は僕に伝わり、更に恐怖の表現は増し、それがまたe-chanに伝わって、更におかしくなって社会生活が営めなくなるほどに悪化し、今頃精神医療について偏見の大きい北京の精神病院の独房から出られずにいるのではないかと思っている。

 

看護する人が、楽観的に「ふ~ん」という感覚であれば、それは統合失調症でオーバーヒートして過敏になりすぎている人に伝わり、一瞬で正気を取り戻すこともあるということだ。

悲観的になれば、同じく悲観的な感情は伝わって、結果悲観的な結果になりやすい。

 

そういう経験もあり、統合失調症に対してオープンにして「たいした病気じゃない」という意識が広がっていったとしたら、それほど苦しまずに回復し、その繊細な感性を活かして社会に想像も出来ないほどの貢献をしていける人が増えていくのではないかと考えている。

その一助となるべく、このブログ「統合失調症は治る病気です」をライフワークとしているのだ。

Thank you, e-chan!!

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