自律神経とは?
2017/07/31
人間に限らず、この世の生きとし生けるもの、全てが健康であるために絶対に必要なことは、全身の血がさらさらと流れることだ。
すべての血は濁らず、停滞せず、スムーズに流れることが、健康であるためにもっとも必要な基本的な条件だ。
交感神経と副交感神経
人体のほとんどの血管は、神経によってコントールされている。
この神経は一般に自律神経といわれていて、その中に「交感神経系」と「副交感神経系」の2つがあり、この両者は互いに相反するように働く。
例えば、交感神経は緊張やイライラ、不安などが高じるとともに血管を狭め血圧を上げる。一方副交感神経はこれと逆に、血管を広げ、リラックスさせ、血圧を下げるように働く。
この2つの神経が常に血管と密着している貯めに、血管はいつもこの2つの神経の影響を強く受けている。
副交感神経を優位にさせるには
従って、血管がいつも開いていて血がさらさら流れるには、副交感神経が支配している状態におくこと。逆にいうと、交感神経が働かない状態にしておくことが必要だ。
精神的な不安や緊張、イライラなどとともに、不快感や怒り、憎しみ更には寒さなどで交感神経が働く。
これと逆に穏やかでリラックスした状態。楽しいとき嬉しいとき、気分が爽やかで笑ったり、更には周りが暖かいときなどに、副交感神経が働き血管は開く。