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統合失調症は治る病気です。


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ちょっとしたことで変わる生活リズム

2012/09/09

統合失調症になると、一般の人のように、夜眠って朝起きるというリズムを保つのは難しいんじゃないだろうか?

もし出来たとしても、その人にとっては頭は認識出来ないかもしれないけど、肉体的にも精神的にも、もの凄いストレスを感じるのではないだろうか?

 

正しい生活リズムが病気の回復にとって有効かと言われると、そうではないように感じる。

僕の場合は、先生に「学会に報告したいぐらい、回復した希有な例だ」と言われている。

それは、一般の常識に囚われず、自分の感覚を信じてやってきた結果だと思う。

生活リズムにしてもそうだし、薬にしても自分の調子を見ながら、自分で服薬の量と時間を決めている。

 

僕は初回の退院から2年ほどは、眠ることしか出来なかった。起きて、睡眠薬を飲んで、無理矢理眠って、平均して20時間ほど眠っていたのではないだろうか?

 

その眠るしか出来ない時期を乗り越え、それからだんだん動けるようになってしばらくしたら、心の奥にあった「怒り」のような感情に疲れて、思考が「怒り」までたどり着かなくなった。

そうなると、酷い鬱で半年ぐらい苦しんだ。

「怒り」というのは、一概に悪いものではなく、自分を動かすエネルギーだったのだろう。

回復のある段階までは「怒り」や「焦り」や「不安」などは自分を動かす力となるので、一概に悪いものだとはいえない。

 

発病して16年経った、今では、そういった時期よりはだいぶ安定してきたが、普通の人と同じような正しい生活リズムとはほど遠い。

基本的に、眠りたい時間に眠って、眠りたい時間に起きる。

昼夜逆転することも多いし、昼寝することも多いし、睡眠時間が4時間ぐらいで済む時期もあるし、生活リズムはなかなか安定しない。

 

例えば、最近では心の奥の大きな不安が自然と溶けるようになくなって、今まで体の奥にあって感じることのできなかった違う種類の疲労感がやってきた。

それは何だろう?と考えると、昨日書いた「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」という焦りが心の奥にあったからだと気づいたら、それだけで疲労感がスッとなくなってしまった。

 

病気が回復するにつれて、本当にちょっとしたことで、特に心の問題を解決すると、肉体的にも生活リズムも大きく変化していき、その変化する間隔も短くなっていく。

自分の体調や生活リズム、心の奥にある問題についての深い洞察は必要不可欠だ。

 

もし、家族や周りの理解を得られず、社会の一般常識に縛られていたら、ここまで回復することはなかったように思う。

統合失調症を患うと、一般の人では考えられないぐらい、ちょっとしたことで、肉体的に変化して、そのせいで生活リズムも乱れがちになるし、常識では考えられないほど長い睡眠が必要になることもある。

ウィーンで生活した時期はアーティストのアシスタントとして働いていたが、一般常識とかけ離れた思考が出来るアーティストにも、そのことはいくら説明しても分かってもらえなかった。

 

統合失調症の周りにいる人にもお願いしたい。

僕らは常識とはかけ離れた精神構造を持っているのだから、常識に沿った考えは通用しないことが多い。

時間はかかるだろうけど、長い目で見ると、「常識」よりも、その人にとって自然なリズムで生活すること。

そちらの方が回復が早いだろうし、より高いレベルで寛解しした生活ができるようになるように思う。

 

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