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統合失調症は治る病気です。


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拙速に結果を求める必要はない

2012/11/24

統合失調症を発病し、退院後しばらく家で静養中のあるとき、母がマッチ箱からマッチをこぼしたことがあった。

「あ、ごめん拾って」と母が言った。

おもむろにかがんで、マッチを1つつまむ。

それだけで混乱して叫んでしまった。

「こんな複雑なこと出来るわけ無いじゃない!」

泣きたいような気持ちで逃げるようにその場から離れ、考えてみた。

こぼれたマッチを箱に入れることが出来ないほど能力がない自分に落ち込むと同時に、どうしてこんな複雑なことが普通の人には簡単に出来るんだろう?そして僕も同じようにそんな複雑な作業を今まで無意識のうちにこなしてきたことは信じられない・・・。

そういう思いが胸に去来した。

 

統合失調症を発病すると、急激な変化だから、今まで自然に出来ていたことが急に出来なくなることが多い。

例えば、僕の場合、薬の影響も多少はあったのだろうけど、発病後しばらくは、「食べ物を飲み込む」ことが意識して頑張らないと出来なくなった。

こんな難しいことを今まで何で普通に無意識に出来ていたんだろう・・・。

 

以前の「無意識に出来た」感覚を鮮明に覚えているので、それが「焦り」や「不安」に繋がって、「拙速に結果を求める」心理状態になっていたのではないかと今になって分かる。

その根底にあったものは「まだ病気から回復してないから何とかしなきゃ・・・」という「焦り」と「不安」だったように思う。

そのせいか、病気がある程度回復してからは、デザイン関係・映像関係の仕事が入ると、自分でも驚くほどのクオリティとスピードで完成させることが出来た。

普通の人なら3年掛かると言われた仕事をこなした後に、2回目の入院したから、同じだけの時間に普通の人の2.5倍の仕事量はこなしていたのじゃないかな。

 

このように回復のある段階までは「怒り」とか「焦り」とか「不安」など、一見するとネガティブに思われがちな感情も、自分を動かすためのガソリンとなることが多いからあながち悪いものでもない。

急にそのガソリンが切れたら「鬱」になることも多かったことだし。

 

そういう「焦り」や「不安」から解放され始めたのは「したいことをしたいときにするのが効率最高」って気がついてからだ。

まず、仕事のやり方が変わった。

ToDoリストを作らなくて良くなって、ストレスも減ったし、したいことをしたいときにしているから、基本的に楽しさを感じながらすべてやれるから。

このブログも調子の良いときに更新していると、自然と理想的な形になるというのが感覚的に分かってきた。

結果を拙速に求める必要はないのだ!

 

今の状態は、僕が考える中では理想の心の在り方に近づいてきたように感じる。

でも、今感じている指数関数的爆発を見せている上昇曲線はこれからも続いていくだろうから、この先どれほどの心の安定した穏やかなヒカリの世界に辿り着くのか、今から楽しみになってくる。

ホントに統合失調症になって良かった!

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