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精神病院への入院:1㎝も動けないマグネット拘束

2013/02/11

お医者様も大変です、なんて書けるのは1㎝も動けないマグネット拘束を受けていないからでしょう」 というメールを頂いた。

確かに残念ながら、僕は「1㎝も動けないマグネット拘束」を経験したことはない。

1㎝も動けないマグネット拘束をしかも5箇所、1ヶ月と5日拘束された私からすると、あなたの意見は到底受け入れられません。どんなに少なく見積もっても5.5人分以上の普遍的私が殺されたと思っています。しかも、病状が極端なまでに悪化しましたし…。栄養剤の点滴もなく僕が一番死にそうだった時には両手だけ外されて、自分の首を締め切ったまま熟睡するというものすごい奇跡の連続で生き残っただけで、病院側の努力が原因でないことだけは確かです。そういう私からすると、あれは虐待だったと認めざるを得ないと思います。しかもヘラヘラと笑いながらです。悪いことは何一つしていません。別の病院を脱走したことくらいです。それにもれっきとした理由があります。いちいち書きませんが。

10キロ以上の超激やせ。おまけに身体じゅうの筋肉はボロボロ。それでも看護師たちはそれが本来の姿だとほざいた。特にそれは腹筋に影響をものすごく与えた。腹筋コントロールが全くきかないのである。こんな気持ちの悪い声初めてじゃ無いと思うぐらい…。病院に拘束される直前超超激ウマ歌手になれそうだったのに…。さだまさしやサザン桑田や松山千春の唄がプロ並みに歌えたのに。 あなたの言っている涅槃って、僕の歌手時代のレベルの事なんじゃない?!不動の心を手に入れた心境。 他の部位は鍛える努力をして何とか鍛えられたけれど、腹筋だけはダメ…。太るいっぽう。それ(鍛えるの)も病院側の努力でないことだけは確か。僕の(人 並み外れた)努力のおかげです。 あなたは幸運な人です。僧侶ということもあって病院側に遠慮されたんでしょう。チヤホヤ。

こういうメールを頂けるというのは情報を共有するということから考えるととても有り難い。

 

特に自傷の恐れが強い患者さんの場合は1㎝も動けないマグネット拘束を受けがちだ。

僕が2回目の入院しているときは、ちょうど保護室(独房)の改装中で、中の声が聞こえてきた。

ドンドンとおそらく力士のように頭を壁にぶつけている患者さんだったのだろう、しばらくその音が続くと看護師さんが「拘束したくはないけど、そんなことをするんならしょうがない!」と本当に辛そうな声で叫んでいるのが聞こえた。

そういう拘束を受ける患者も辛いが、拘束をする看護師も精神的な苦痛はいかばかりのものだろう

 

それすら感謝できるようになる!

同じようなマグネット拘束を受けた方からメールを頂いたことがある。

最後に入院したのは、昨年のことでしたが、いつもとは違う経過で、まったく初めての病院に入院することになってしまったので、大変でした。四肢を拘束され、尿道にカテーテルを突っ込まれ、栄養は点滴、お薬は鼻から挿入された管を通しての投与を受けました。拘束器具のフルスペックに至るまでの、完全な抑制を経て・・・

最初に転載した方と同じような状況だ。

同じように「地獄」を経験されたのだと思う。

数通のメール交換をして、以下のような「医師や病院に対する」ネガティブな感情を表現したメールを頂いた。

普通の能力を持った人種である「医者」たちは、自分には「治療」という武器が与えられている。自分こそ「統合失調症」を克服する使命を「天から」与えられた、正義の使者である…。「医」は「正義」である…。と錯覚されていることが、多く見受けられるようです…。
 
たくさんのお給料をもらい、まわりから「センセイ」とチヤホヤされることに慣れ切った日常ですので、大きくてステキなお家に住まわれ、脱税と高級車がお好きな方々は、われわれでさえも、「誘惑から逃れきれずに」繰り返してしまう「神であるかのごとき全能感」ですから、「毎日楽しまれない訳がない」ことでしょう…。
 
センセイ方は、「自分が管理しきれない(=世間では重症と言われるようですが…)と思った」=(こちら側の表現では)単に「deflagmentation中につき、(キチガイモード作動中♪)」に過ぎないわれわれの様子をご覧になられ、ここぞ、とばかり、独房SMプレイ&薬物強制注入、をお始めになられるのです…。
 
高貴なお方の、ご乱心と言ったら…、恥ずかしくて、言葉にできないほどでございます…。日々、大がかりなチームプレイによる組織的SMプレイに興じ、薬物中毒患者を大量生産し、廃人を増産すればするほど、お金が儲かる、というシステムは、「ダイナマイトの開発」など足元にも及ばない、大発見でございます。
 
社会的に尊敬を受けたうえ、身分の完全補償を受け、理論的にも「医学」という最高の権威が与えられたセンセイ方でございますので、こんなうまい錬金術は、長い歴史上を見渡しても、そうは見つかりますまい…。未曽有の不景気の現代において、センセイ方の世界では、日々、ご子弟の裏口入学のお悩みとSM御殿の開業が話題になるというご様子…。

その後数通のメール交換をし、統合失調症の一見すると異常と思われる行動を、論理的かつ理性的に書いているメールを頂いたので、ブログに引用した。

統合失調症の内的世界 -トイレの神様 -

その文章を転載した後に頂いたメールを以下に転載してみる。

ブログへのメールの引用、ありがとうございます。ご評価いただき、光栄です。
ブログの中に掲載された文章を読み、自分の文章でありながら、自分で読み返して、思わず、吹き出してしまいました…。「地獄の思い出」が、完全に浄化された!瞬間です。

「地獄」とはいっても、病院にはhoshuさまの「命」を救う事のできた、理解ある先生の存在や、罪のない看護師の方たち、日々声をかけてくれた、おそうじ担当の方…。わたしが、hoshuさまとお話しできるのは、そんな方たちがいたからこそ、なのでしょう…。

「心豊かな人」とは、ひょっとすると、わたしたち「統合失調症」の人たちだけでなく、hoshuさまを助けてくださったお医者様や、精神科の看護を目指ながら、理想と現実のギャップに押しつぶされて、失意のうちに現場を去ってゆく、多くのスタッフたち…、つまり、世の中の人すべて、なのかもしれません…。

わたしが「医」に対して抱いてしまった、「濁」の感情…。これは、純粋な意味での「医」に対する嫌悪感ではなく、自分に降りかかった「天災」に対する、やり場のない気持ちだったのかもしれません…。

「1㎝も動けないマグネット拘束」の経験があると「医者や病院」に非常に強い抑圧されたやり場のないネガティブな感情を心の奥に抱きがちだが、それも状態が良くなって穏やかな心にたどり着くと「有り難いことだった」と感謝が出来る心境がやってくる。

決して、僕が「1㎝も動けないマグネット拘束」を受けていないから「医師も大変です」というトピックが書けるわけではない。

もしそういう状態を経験したとしても、今の穏やかな心境で過去を振り返ると、メールを頂いた方と同じように自然と「感謝する心」になれるだろう。

「多くの人の支えがあって今の自分がある」という当たり前のことを感謝できる心になったというのが一番の大きな理由だ。

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