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人間万事塞翁が馬:シクレスト
~陰性症状がなくなった!~

2017/11/24

今回の入院で1番大きかったのは、ジプレキサからシクレストへ変薬したことだ。

ジプレキサは自分にとって非常に合っているとは思ったが、シクレストに変わって、陰性症状が大幅に改善された!

 

陰性症状の改善

病歴は20年を超えるから、それなりに色々な薬を試してきて、今までは「薬の力で陰性症状は改善されない」と考えていたし、副作用が酷くて食事を飲み込めなくなるようなことや酷いアカシジアもあり、薬に対してはあまり期待も信用もしていなかった。

 

陰性症状が酷くても寛解しているといわれていたし、北京とウィーンで計4年間活動して自分なりにある程度の実績も残せたと感じているし、このブログもこれだけ続け、Lineグループも100人を超えて、オフ会も2年で8回も主催して、陰性症状とは無縁だと思われる方もいるかもしれないが、根本的には「何もしたくない」という気分が強かった。

そのために、陰性症状が酷くてもそれなりに何かをやれる方法をこのブログで提案してきたのだけど、薬が合うと陰性症状すら改善されるということを知ったのは、今回の入院で1番大きかったことだ。

入院しなかったら、このまま一生陰性症状の重さとストレスを抱えつつ活動せざるを得なかったのだと思う。

人間万事塞翁が馬。

 

絶望も偏見もない世界へ

今は統合失調症に効果の高い新薬が次々と世に出てきている。

シクレストは入院した病院で1年ほど前から処方可能になったそうだし、ロナセン・ジプレキサ・エビリファイといような薬は20年前は存在しなかった。

 

現代の医学では、医師の経験と直感によって、その人に合う薬を模索しているような段階だ。

病気の原因もハッキリとせず、薬がどのように作用して聞いているのかも不明なところがあり、そのため医師の間では、精神科医を医学として認めない風潮すらあるという。

しかし、これから医学が更に進んで、血液検査やMRIなどで「この人のにはこの薬が副作用もなく効果的」という明らかなガイドラインが生まれるような時代がやってくるかもしれない。

 

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