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統合失調症と食欲・太りやすさ

2015/03/31

統合失調症に限らず、多くの精神疾患では、太りやすく、実際に体重の悩みが尽きない人が多い。

入院したら「○kg 太っちゃった・・・」ということはしばしば耳にしたし、実際に太っている人も多かった。

 

カウンセリングメールより

最近、凄い食欲で・・・体重が増えてしまって。気になるところです。

食欲はたぶんジプレキサの副作用と思っているのですが・・・

 

ある入院中の娘さんを看護している母からのメールだ。

確かに、ジプレキサは食欲が湧く。

良い薬なのだが、太りやすいという致命的な副作用がある。

しかし、入院期の食欲は、ジプレキサだけによるものではない。

 

入院時の食欲・太りやすさ

初回入院では、保護室の中で多少落ち着いてくると、何もすることがなかったから、食事が楽しみで、必ずおかわりするようなった。

今まで食が細く、おかわりしてまで食べることはほとんどなかったのだが、自分でも驚くほどの食欲が出た。

保護室から出てもその傾向は続き、子どもの頃から痩せすぎをからかわれていたので、毎朝体重計に乗って体重が増えるのが楽しみだった。

わずか1月たらずで10kgほど増加した。

退院しても、「あ、入院してふっくらと健康的になったね」と家族には言われて、生まれて初めて標準体重になったことを喜んでいた。

しかし、それも一時のもので、しばらくすると食欲も収まり、気づかないうちに同じ体重に戻ってしまっていた。

 

ジプレキサの副作用・食欲・体重増加

ジプレキサは重大な副作用として体重増加がある。

しかし、僕は長い間体重増加にも悩むことはなかったし、飲んだからといって特別食欲が湧くこともなかった。

それがベンゾジアゼピン系の睡眠薬(パルレオン・フルニトラゼパウム)の断薬をしているときに多少不安定になってしまってジプレキサの量を5mgから多少増やした。

すると食欲が湧く湧く!

食べてもすぐに食べたくなって、1ヶ月ほどで5kg太ってしまった。

これは自然な食欲ではなく、病的な食欲で、どうにかしないとヤヴァイ!危険!キケン!というレベルだった。

ベンゾジアゼピン断薬から1月ほど過ぎると、不安定な気分も治まり、自然と心が落ち着いて、ジプレキサの量も元にもどった。

すると、あれだけ異常な食欲があったのに、スイッチが切れたかのように収まってしまった。

 

回復期の食欲は「脳が栄養を欲するから」

初回入院中は、太りやすい!という重大な副作用があるジプレキサなどの非定型向精神薬病は存在しなかった。

そのため回復期の食欲増進は、薬の影響とは考えにくい。

この時期の食欲はジプレキサで生じる病的な食欲とは違い、自然なものだったから、肉体が、特に脳が栄養を欲しているからだと思う。

疲れていると「甘いもの」を食べたくなるように、回復に必要な栄養を取り入れようとしているイメージだ。

だから、回復期の自然な食欲というのは、そこまで心配する必要はない。

安定してくれば、食欲も自然と落ち着く。

 

しばらくして回復するために十分なエネルギーが溜まり陽性症状でオーバーヒートした頭が平常に戻ると、眠るしか出来ない不活発な時期がそれに続き、爆発的に脳の回復が進む。

 

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