脅迫観念的不安が去るのを待つ
2017/04/16
脅迫観念的不安に限らず、メンタル的な不調なときには、それが最高潮に達したときに、混乱しつつ「どうにかしなきゃ!」ともがきがちだ。
でも、最悪のメンタル状態でどうにかしようとしても、それは強烈なマイナスのエネルギーで動いているということだから、状況はもっともっと悪くなってしまう。
基本は「逃げず、戦わず、ただ見つめる」
今まで、様々な心の課題を解決し、浄化してきたが、基本は「逃げず、戦わず、ただ見つめる」ことだ。
あまりにも辛いときは、大きすぎる不調な感情の波に飲み込まれてしまって、その渦中にあることすら把握出来ず、どうしていいか分からないときもある。
そういうときには、お薬の力を借りて一時逃避することも必要だろうが、逃げ続けていると問題は更に大きくなって、追いかけてくる。
更に悪いことに、状況が悪化するほどに「どうにかしなきゃ!」と焦って戦ってしまうことだ。
最悪の精神状態のときに考え行動するということだから、状況が好転することはない。
どうすればいいかというと、ただその感情を受け入れ、見つめることだ。
「自分にはこういう感情があるのだな」と客観的に俯瞰的に眺める感じ。
そうすると感情には波があるから、やがてメンタル的な不調が少ない時間が確実にやってくる。
そのときに、考え、行動することだ。
「ただ見つめること」を何度も繰り返すと、メンタル的な不調をあまり感じなくなり、頻度も少なくなり、やがて浄化されて消えてしまう。