「不安」もトラウマを覆い隠す
2017/01/19
大きなトラウマを抱えている人は、あまりにも脳がショックを受けすぎるのを避けるために、自己防衛的に「怒り」の感情が生まれやすいそうだ。
例えば、医療ミスで大切な人を亡くした人は、その対象となる医師やシステムに、周りの人から観ると「もう許してやれよ」というような時間が過ぎても、殺意のような強烈な「怒り」をいつまでも持ち続けがちだという。
それがどういう心の働きかというと、「怒り」を感じている間は、「大切な人を失った」という大きなトラウマのことをダイレクトに考えずにすむから脳のダメージが小さくなるからだそうだ。
「不安」もトラウマを覆い隠す
最近、意識が拡大したというか自己が成長したというか、とにかく今まで感じていたような不安を感じることがほとんどなくなってきた。
そして、分かったことは「不安」も「怒り」と同じように、心の奥底に隠れている大きなトラウマをダイレクトに見ないようにする脳の自己防衛なのだろうなと気付いた。
トラウマを直視しても大丈夫だと脳が判断したから「不安」を感じずにトラウマを見つめて受け止め浄化し、自分を俯瞰して眺められるようになった。
今不安を感じている人へ
統合失調症になると、繊細で過敏になるから、ちょっとしたことでも不安を感じてしまい、しかもそれを普通の人の何倍にも感じてしまうことが多い。
「不安」な気持ちは更なる「不安」を生むネガティブなスパイラルに落ち込みがちだ。
1度そのスパイラルに入ると、抜けるのはなかなかに難しくなってしまう。
しかし、それは不安な現実があるから不安なのではなく、心の中に未解決のトラウマが存在しているから、自己防衛的に脳が「不安」を感じているのだと知って欲しい。
それを知っているだけで、「不安」からはスムーズに抜け出せるように思う今日この頃だ。
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