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統合失調症は治る病気です。


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常に何かに追われている段階

2014/06/08

統合失調症などの心の病で療養中は、時間的には相当な「ゆとり」がある。

毎日何もせずに眠っていればいい。

看護する人がそれを端から見ると「のんびりしていていいな」と感じたり「寝てばっかりいて!怠けてるんじゃない!!」などと怒りが生まれるのを禁じ得なかったり。

 

でも、理解してほしいのは、そういう「眠ることしかできない時期」でも、僕らは常に精神的には極限に近いほどに追い込まれているということだ。

病気のために心も体も重く、回復して普通に戻りたい!という意識であったり、こののままじゃ駄目だ!という罪悪感のようなものであったり。

でも、その鉛のように重たい心と体では普通の人のような生活をするのは無理だという葛藤。

一般の人では理解しにくい、そういった葛藤と常に戦っていて、休んでいても本当の意味で心安まることはない。

看護する人にお願いしたいのは、常人では理解できないような厳しい戦いをしているということを頭の隅に入れて、「そのうち治るんだから、今はのんびりしていればいいよ」というように優しく見守ってほしいということだ。

 

戦いをやめ「諦める」

僕の経験から、この段階から抜け出すために一番効果的だったのは、逆説的だが「諦める」ことだった。

戦うのに疲れて「もう回復しないで一生このままでいいや」というような意識になった後に、急激に回復した。

結局、眠っているだけで何もできない時間というのは、回復のために必要な時間で、心の中で「何もできない自分と戦うのをやめる」ことで、本来の自分が持っている回復力が発揮されたという印象だ。

 

今ならそのようにアドバイスできる僕も「諦めたらそこで試合終了だよ」という名言もあるように、長いこと「諦め」の境地には立てないでいた。

「諦め」たら、一生回復しないとの恐怖感があって常に戦っていたが、連戦連敗で、あるとき「もう無理だ。諦めよう」という想いが生まれた。

それから2週間ほどは落ち込み眠ることしかできなかったが、その時期を過ぎると爆発的な回復がやってきた。

「諦め」が「もう戦わなくてもいいんだ」という安心感につながったのだろう。

今になって思うと、この「常に何かに追われている段階」では、戦うのをやめ、ある種の諦念で、回復を待つことが王道のように思われてしょうがない。

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