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一休禅師の教え
「まだそんなこと気にしてるのか?」

2013/12/16

僕は中国人の知人に誘われたことを縁として北京で3年間生活をした。

もし、それが他の国だったら、海外に30歳を越えてから飛び出そうとは思わなかったかも知れない。

大陸的な感性に憧れが心の隅にあったからだと思う。

 

大げんかの後の和解

大学時代、バイト先の居酒屋で、ある中国人学生がやってきた。

「マスターが遊びに来いって行ったから来たよ。」

客の少ない居酒屋だったから、マスターは嬉々として、「そうか、来てくれたか!何食べたい?」と次々に酒と料理を出してもてなす。

小一時間ほど食事しながら3人でお酒を飲みながら談笑して、中国人学生が「そろそろ帰ります」と告げると、マスターは「今日は来てくれて嬉しかった。サービスで1000円ね。」と言う。

中国人学生は???という顔をした。

(遊びに来いって言われたから遊びに来ただけなのに、何でお金を払わなきゃ行けないの?)

と、心の声が聞こえた。

 

中国人学生は「今日はお金持ってません」と正直に伝える。

すると普段は、人情の店にしたいというほど温厚なマスターの頭の回路がプチンと切れる音がした!

「払えないってどういうことや!

これだけ飲み食いして1000円やぞ!

1000円なんて子供でも持ってるわ!」

とわめき散らす。

中国人学生もその剣幕にたじろぎもせず「僕は、子供じゃないよ!」と言い返す。

そういった罵声を両方が浴びせ続けて、ついにはとっくみあいの喧嘩になってしまった。

両方ともかなり酔っていたが、中国人学生の方は若干正気を取り戻したので、とっくみあいの喧嘩の中、マスターにばれないようにこっそり1000円を渡した。

とっくみあいが終わっても醜い罵声合戦は続く。

ついに怒ったマスターは警察に電話をした。

「中国人の客が飲み食いしたはいいが、お金払わない!と言ってる、ちょっと来てくれないか!」

 

しばらくして、パトカーが到着すると、酔っ払ったマスターが事情を説明した。が、かなり酔っていたので、僕が「ちょっと酔っているから」とフォローして中国人学生に1000円払うように合図した。

「1000円、持ってるじゃないか!持ってるんなら最初から出せよ!」

警察には酔っ払い同士の喧嘩と思われたので何事もなくその場はやり過ごした。

 

翌日。

驚いたことに、中国人学生は再び店を訪れた。

それも笑顔で。

昨日の謝罪に来たのだという。

昨日の罵声合戦をした相手とは思えないほどにこやかに、「昨日はごめんなさいね。お互いに酔ってたから。」と、ほとんど昨日のことを気にしていない口ぶりで笑って言った。

 

その時の僕だったら、そういう喧嘩をしてしまったら2度と会うことはないだろうと感じていたから衝撃だった。

 

バドミントン

ある中国人男性を誘って僕の行っているバドミントンクラブに連れて行った。

連れて行ったはいいが、あまり歓迎されていない雰囲気だった。

会長が変なところに厳格で「何で部外者を連れてくるの?」みたいな態度で僕にも中国人にも接する。

それを察して、その中国人はやる気をなくしてしまった。

だらだらとコートに入り、つまんねぇんだよ!と書いてある顔でたらたらと打ち返す。

 

クラブが終わり彼に部屋に行く。

彼はそのことには何も触れず、パソコンを開く。

僕は、何で仲良くうたせてくれないんだと、会長やクラブのみんなに対して悶々とした嫌悪感を抱いていた。

そのことを話すと「あ、あれ? 好くあることじゃん。」

とまるで、その過去がなかったかのように話した。

全く過去に捕らわれていない自由な感性。

 

一休禅師の教え

あるとき一休さんが山から下りて、街を歩いていると、ウナギの蒲焼きのニオイがしてきた。

くんくんくん。

と、一休さんは蒲焼きの匂いの方に近づいていく。

それにびっくりした弟子が、「お師匠さん!何てことするんです!たくさんの人が見てるからやめて下さい!」と制止した。

しばらく歩いて、人もいなくなったところで弟子は一休さんに「何で先ほどは、あんなにみっともないことしたんですか?」と尋ねた。

一休さんはこう答えた。

お前、まだそんなこと気にしているのか?

 

これが、僕が過去に痛みそうになったときの魔法の言葉になった。

まだそんなこと気にしているの?

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