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両親から受け継ぐトラウマ

2014/01/04

Twitterを眺めていたら、面白い記事を見つけた。

わたしたちの人生の90%以上が、実は、両親の記憶の影響を受けていると言われています。 心理学では、世の中のすべての女性に対して、自分の母親の記憶を投影していると言われています。同様に、世の中のすべての男性に対して、自分の父親の記憶を投影していると言われているのです。

しんどい人間関係から離れられない人は、過去に両親がリタイアしたドラマを、一緒にハッピーエンドまで演じてくれる配役を無意識に追い求め、両親の嫌な部分に似た要素を持つ相手に執着しているケースが多いのです。

ものすごくよく分かる!

父と母のドラマ

父が統合失調症で入退院を繰り返していて、子供の頃に父が家にいた記憶はあまりない。

退院しても眠ってばかりで気がつけばまた入院をしていた。

母は僕にはとても優しかったが、父が退院している間の母の不機嫌さと鬼の形相は忘れることが出来ない。

笑い合っている姿を見たことがないのはもちろんのこと、両親の仲は子供心に恐怖心を感じるほど険悪だった。

 

様々なストレスが重なり過ぎたのだろうか、父が40代で亡くなった後に、母は「お前が20歳になったら離婚しようかと考えていた」と打ち明けた。 それを聞いて「あの姿を見せられるより、離婚してくれた方がどれだけ楽だった」かと正直感じてしまったが、当時の社会的状況もあり、実家が田舎のお寺だから世間体を気にしていたと言うこともあるのだろうし、子供のことを考えて我慢していたのだと思う。

 

父から受け継いだ僕のトラウマ

僕は京都教育大に現役で合格した。

田舎の進学校で国立大学に進学する人も少なかったら、とても喜ばれたが、僕は入学しなかった。

「進学しない代わりに、浪人して京都大学の医学部に行く」と、ちょっと統合失調症の症状が出てたんじゃない?と周りからは思われるような決断をした。

 

しかし実際のところ受かるのが目的では無かった。

何年も何年も浪人して、人間のクズみたいに思われながらも、歯を食いしばってそれでも頑張るという生き方。

「つかこうへい」という作家の「銀ちゃんが、ゆく」という小説に出てくる「ヤス」という人物の屈折したダンディズムという生き方に憧れたというか。

「どんなに苦しくても人からダメな人間だと思われても、歯を食いしばって、強靱な精神力で生き抜いていく」というのが僕が無意識に選択した父のドラマの幸せな結末だったのだと思う。

 

でも、そのストレスのせいでホントに心を病んで統合失調症になってしまって、父と同じ立場になって幸せを求めるという、父から受け継いだトラウマを本当の意味で解決しないといけないこととなった。

母から受け継いだ僕のトラウマ

母はとても優しかった。

しかし、父に対してだけは幼心に殺意すら感じるような態度で接していた。

言葉で表現すると「コロシテヤル」のような。

 

僕は僧侶だから葬儀に行く機会が多い。

例えば、最後のお別れをする場面で「ありがとう」と耳元で最愛の夫に伝えるのが当たり前の場面で「地獄に墜ちろ」と囁いているのではないかと、イメージしてしまうような僕がいた。

それほど、母から感じたネガティブは僕にとっては深いトラウマだったのだ。

「人は心の奥に殺意のある悪魔を棲まわせている」というような無意識の観念が作られていたのだ。

 

今考えると、僕が「人は殺意を持っている」と考えていたから実際に「殺意」が見えていただけで、観念を変えて、そういう人はいないという視点で観ると、そういう人は現実に現れなくなるのだけど(笑)

 

両親から受け継いだ僕のトラウマ

思い返してみると、仲良くなって、この人と結婚するんじゃないかというような人には、その人の許せない最悪のことをして鬼の形相・悪魔の悪意を持たせていたようにも思う。

「自分は幸せになる価値(資格)がない」といった信念を無意識に持っている人は、表面的には幸せになりたいと願っていますが、実際にゴールが近づいてくるにつれ抵抗が大きくなり、誰かを責め始めたり、体調不良を自ら作り出したりして、願いが叶うのを遠ざけ始めます。

 

「自分は幸せになる価値がない」とそのときは感じていたのかもしれないし、「殺意」のようなものを持ったとしてもそれを許して、幸せになるというハッピーエンドを求めていたのかも知れない。

 

でも最近思うのは、僕が統合失調症でも、心には「喜び」しかない世界で、相手を笑顔にして幸せな人生を穏やかに過ごせたとしたら、それが求めるハッピーエンドなんだろうね。

トラウマの正体に気づいたら、そこから抜けられる

トラウマはそこから目を反らしても解決することはないという。

辛いプロセスだが、それを見つめないといけない。

実際、トラウマに関するトピックを書くのは気分が重い。

トラウマのトピックを読むと気持ちよいものではないと感じる人も多いのかも知れない。

しかし、トラウマを表現することが自分にとっても、同じようなトラウマで苦しんでいる人へのヒントにもなるかもしれない。

僕のトラウマになっていた父と母のドラマ。

それに気づき、こうやって表現出来ているということだから、これからはそのトラウマが自然と溶けていき、より自然体の自由な心で毎日を穏やかに過ごせるようになって、現実も変わっていくように感じている。

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