基本的に二足のわらじは無理
2017/04/19
統合失調症の陽性症状が発症したのは、22歳の頃だったが、それ以前にも、今考えると普通とは違うところはあった。
高校生の頃は図書館の本を全部読んでやろう!と考えたり、バスケでNBAで活躍して、世界的なピアニストになって、京都大学の医学部に行こう!というような誇大妄想的な思考があって、それを心から信じていた。
あまりにも常識はずれだから、人に言ったらバカにされると思って誰にも話さなかったけど。
陽性症状で入院した後も、「もう少し頭が悪かったら、1つのことに集中してノーベル賞も取れるのにな」と発言したこともある。
基本的に二足のわらじは無理
遅いかもしれないけど、ようやく、基本的に二足のわらじは無理なんだなということに気付いてきた。
例えば、人間国宝と呼ばれる人は、朝から晩まで1つのことを数十年積み重ねた結果だ。
若いうちは迷って当たり前
若いうちに色々と経験すると、自分が何をしたいかというのが次第に分かってくる。
若いうちに、それを見つけられる人は偉大だが、普通の人は迷い悩みながら進んでいる。
僕ら統合失調症という才能を持った人種は、繊細な感覚を持っているから迷いも悩みも大きくなりがちだけど、それを乗り越えて本当の自分の道を見つけられたとしたら、確固たる揺るぎない信念で集中して、その才を活かして、世界を変える大きな力となる!
もう、その大海に繋がる小川は出来上がっていると感じている今日この頃だ。